京町家リノベを検討する前に知っておきたい注意点5つ
公開日(想定): 2026年7月17日 / カテゴリ: ノウハウ / タグ: 京町家, リノベ, 注意点
こんにちは、西陣まちや工務店の山田です。
「京町家を購入してリノベしたい」「実家の町家を残したい」というご相談が、ここ数年とても増えています。
ただ、いざ検討を始めると「想像していたのと違う」となるケースもあります。
今日は、町家リノベを検討される前に知っておいていただきたい注意点を5つ、お伝えします。
① 想定の1.5倍は費用がかかると思っておく
築100年級の京町家は、ほぼ全ての構造部分が現代の建築基準に合っていません。
リノベというより「修復+現代化」の二重工事になることが多く、新築と同じくらい、ものによっては新築以上の費用がかかります。
② 耐震診断は最初の最初に必須
京町家は1950年以前の建築が多く、現代の耐震基準を満たしていません。
リノベ前に耐震診断をして「現状の耐震性能 → 補強後の耐震性能」を数値で把握しておくことが必須です。
京都市の補助金(最大9万円)で耐震診断を受けられます。
③ 隣家との「壁の共有」を確認する
伝統的な町家は、隣の家と壁を共有している(共有壁/間仕切り壁)ケースが少なくありません。
リノベで間取りを変更する際、共有壁の改修が法的に難しい・隣家の同意が必要、といった問題が出ることがあります。
事前の調査が重要です。
④ 景観条例の制約を確認する
京都市の「歴史的景観地区」「景観計画区域」内では、外観の改修に厳しい制約があります。
特に格子戸・瓦・色の選択は、自由にはできません。
「外観は規定通り、内装で自分らしさを」というスタンスでの計画が現実的です。
⑤ 工期は当初予定の1.5倍を覚悟する
リノベ工事は、解体してみないとわからない「想定外」が出やすい工事です。
- 床下を開けたら腐っていた
- 壁を剥がしたら配管がボロボロだった
- 天井裏に予想外の問題があった
このような追加工事で、当初予定より1〜3ヶ月延びることはよくあります。
「賃貸を引き払って入居する」スケジュールを組む際は、余裕を持っておくことをお勧めします。
京町家のリノベは、現代建築とは違うノウハウが必要です。
ご検討の方は、まずお気軽にご相談ください。
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※ これはデモ用の架空記事です。実在の会社・人物とは関係ありません。